今年、科学誌『Nature』に掲載された英国ウェールズでの大規模研究で、
帯状疱疹ワクチンと認知症リスク低下の関連が示唆されましたよね。
では、
なぜ帯状疱疹ワクチンが認知症予防につながるのか?
その理由として3つの仮説が立てられていました。
1. ウイルスによる脳の炎症を防ぐ
帯状疱疹ウイルスが脳に炎症を起こすことで認知機能に悪影響を及ぼす可能性があるため、
ワクチンがウイルスの再活性化を防ぐことにつながるから。
2. 慢性炎症の抑制
ワクチンによって免疫が活性化され、脳内の慢性的な炎症を抑えることで、
神経の劣化を防ぐのではないかと考えられるから。
3. 神経細胞を守る働き
ヘルペスウイルス群が神経障害の引き金になるとの説もあり、
ウイルスの活動を抑えることで神経細胞を守れる可能性があるから。
オーストラリアでの追試研究や、複数のメタアナリシス(統合解析)でも確認されていて、
信頼性の高い知見として注目されてはいますけれど、
現時点では「因果関係が確実に証明された」とまでは言えないのが残念なところです。
一石二鳥を狙えるとうれしいのですけれどね。
おうちごはんの備忘録
今日の朝ごはん
今日の2食目のごはん

スモークサーモンとアボカドの生春巻き・野菜スープ
生春巻きのタレは、
ミルサーで擦った胡麻をどっさりと白バルサミコ酢とコチュジャンと醤油少々を混ぜました。

