昨日に引き続き
ドイツの生活保護制度についてです。
昨日触れたように、
ドイツの生活保護制度では、基本的な生活費約502ユーロに加えて、
家賃と暖房費も別途支給されます。
一般的な仕組みは、
・家賃:地域ごとに定められた適正額まで支給
・暖房費:実際の使用量に応じて支給
という形をとっているようです。
住まいの広さの目安は、
・単身者:約45~50㎡
・二人世帯:約60㎡
・三人世帯:約75㎡
ですが、
エリア次第では、広さよりも家賃額が重視される傾向もあるとのこと。

ドイツ国内でも家賃高めの都市であるフランクフルトを例にとると、
単身者用住まいの一般的な家賃は1,200~1800ユーロのところ、
生活保護制度で支給される目安額は約550~650ユーロ
となっているようです。
相場と支給額には差があるので
おそらく都市部ではなく、郊外などで適正額内の物件を選ぶことになるのだと思います。
日本とドイツの生活保護制度にはいくつか違いがあります。
たとえば、
日本では原則「資産ゼロ」「扶養義務者の支援不可」
が支給の前提ですよね。
一方ドイツでは
一定の資産保有があっても(初年度は最大4万ユーロ)
受給可能です。
また個人の自立が重視されるため、
扶養紹介もありません。
日本では「最後のセーフティネット」と位置付けられている生活保護制度は、
ドイツでは「積極的な社会統合支援」が目的となっています。
その点が両者の違いに反映されているのかもしれませんね。
おうちごはんの備忘録
今日の朝ごはん
今日の2食目のごはん

塩麹スペアリブ・蒸し野菜
圧力鍋で、高圧になってから15分間加熱しました。
本当はBioの丸鶏が欲しかったのに、
いまひとつ気に入った鶏がなかったのでした。
それでスペアリブ。
ボーンブロスがとれますから。

